ポケモン ウルトラ サン ムーン、ハウとリーリエ、ルザミーネの性格は…

　3DS「ポケモン ウルトラ サン ムーン」のキャラクターについて、ゲームフリークの岩尾氏が、ストーリー攻略本のインタビューでコメントしています。

　この中で、ハウとリーリエ、ルザミーネというキャラクターの性格について、少し設定的なものが明らかにされています。

　以下、ネタバレはなるべく避けていますが、それでも少しネタバレ要素はあるので、ストーリークリア後に読んでください。

ポケモンUSM、ハウなどの性格は…

　「ポケモン ウルトラ サン ムーン」は、前作のサンムーンとは少し違う作品ということで、登場キャラクターの性格的なものにも変化が付けられている印象があります。

　今回、このうち、ハウとリーリエ、ルザミーネのキャラ変化について、少し解説されています。

ハウについて

　まず、ハウは、前作のサンムーンよりもたくましい感じで意図的に描いているそうです。

　ウルトラサンムーンのハウは、ストーリー上、前作以上にバトルで活躍します。

　今回は、このようなハウの成長の物語を、掘り下げて表現することで、同じく新米トレーナーとして旅立った主人公の成長と重ね合わせ、エモーショナルな展開を意図したとのことです。

　ちなみに、愛嬌のある性格という部分は、サンムーンから変えていないそうです。

リーリエについて

　前作の「ポケモン サン ムーン」は、ストーリーの最後が、リーリエに関するものになっていました。

　ウルトラサンムーンでは、その最後が変わっていますが、この変更は、新たな感動をもたらしたいという想いの他、プレイヤーの声を反映した結果でもあるとのことです。

　今回は、リーリエの夢を、ロケット団のエピソード内で叶えることで、違った感じで終わる形にしたそうです。

　一方、リーリエの、ポケモンを傷つけたくないという性格は、前作からそのままにしているということもコメントされています。

　このリーリエの性格については、ポケモンを傷つけたくないのに、今作でトレーナーとして活躍する理由も少し明らかにされています。

　これによると、リーリエが、前作と異なり、今作でトレーナーとして活躍するのは、ピッピで主人公をサポートするという、ポケモンバトルにはこういう戦い方もあるのだということを伝える役割が与えられているからだそうです。

ルザミーネについて

　3DS「ポケモン ウルトラ サン ムーン」のルザミーネは、前作から一番性格が変わったキャラクターのような感じにもなっています。

　ただ、ゲームフリークの岩尾氏によれば、ルザミーネの本質は、前作も今作も同じものになっているそうです。

　ウルトラサンムーンのルザミーネは、立ち居振る舞いが前作と変わっているものの、娘と息子のことをずっと考えているキャラクターであり、ポケモンに対する優しさや、ポケモンを守りたいという気持ちをずっと持っているキャラクターになっていることが明らかにされています。

　つまり、ルザミーネは、前作も今作も狂人っぽい感じがありますが、そこの本質が変わっていないわけではなく、そのような印象を受けた人は少なかったような気もしますが、「いい人」であるところの本質が変わっていないということが述べられています。

　また、ゲームフリークの岩尾氏は、「プレイヤーによっては、ルザミーネは、強引な行動をしていたり、悪役のように思えたりするのでしょう」ということもコメントしています。

　ということで、まとめると、3DS「ポケモン ウルトラ サン ムーン」のハウとリーリエ、ルザミーネの性格は、どれも基本的には前作と変わっていないということになっています。

　ただ、行動が少し異なるので、前作と違って見える部分はあるということです。

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