ポケモン スカーレット バイオレット、選択時間やはんすうバグ修正のVer.1.3.0アプデ

　ニンテンドースイッチ「ポケモン スカーレット バイオレット」について、情報が出ています。

　情報は、選択時間やはんすうバグ修正のVer.1.3.0アプデが配信されたというものです。

ポケモンSV、Ver.1.3.0アプデ

　「ポケモン スカーレット バイオレット」の更新データが配信されています。

　この更新データにより、「ポケモン スカーレット バイオレット」のソフトウェアのバージョンは「Ver.1.3.0」に変更されます。

　Ver.1.3.0アップデートの内容は、先日ご紹介したように、タマゴがテラレイドに出ていたバグを根本的に修正するものです。

　具体的には、以下のような内容になっています。

更新内容

■テラレイドバトルで「ウネルミナモ」や「テツノイサハ」ではなく、タマゴを捕まえてしまったお客様への対応
〇『ポケモン スカーレット・バイオレット』を Ver.1.2.0 へ更新する前に、テラレイドバトルで「ウネルミナモ」や「テツノイサハ」ではなくタマゴを捕まえてしまった場合、「ウネルミナモ」や「テツノイサハ」を捕まえられない状態になっておりました。

〇この状態を解消し、タマゴを捕まえてしまったお客様も「ウネルミナモ」「テツノイサハ」を1匹ずつ捕まえることができるようにしました。

〇また、更新データ（Ver.1.3.0）の配信時期にあわせ、「ウネルミナモ」「テツノイサハ」のイベントテラレイドバトルを再度開催いたします。開催期間は2023年5月1日（月）9時から2023年5月15日（月）8時59分までです。

■機能の調整
〇「バトルスタジアム」内の「インターネット大会」の「仲間大会」について、大会へのエントリーが可能な期間の変更を行いました。
　変更前：仲間大会開始までエントリー可能
　変更後：仲間大会終了までエントリー可能

■不具合の修正
●通信対戦
〇通信対戦でコマンド選択時間が「0」になる直前に「ポケモンをいれかえる」を選択してもポケモンが入れ替わらず、その後、バトルや入れ替えが正常に進行できなくなる場合がある不具合を修正しました。

〇通信対戦にて、対戦終了までの残り時間が60秒を下回った後、残り時間が表示されるはずの画面で表示されないことがある不具合を修正しました。

〇通信対戦で自分のポケモンがひんしになったとき、同時に使われている技によっては、次のポケモンを選ぶ選択時間が短くなってしまうことがある不具合を修正しました。

●バトル
〇特性「はんすう」が発動した後、2ターンごとに再度「はんすう」が発動し、特性の説明文と一致していない不具合を修正しました。

〇特性「イリュージョン」でほかのポケモンに化けているゾロアークがテラスタルした場合、「様子を見る」画面で、本来はテラスタイプが表示されるべきところが、化けている先のポケモンの元のタイプが表示される不具合を修正しました。

〇特性「イリュージョン」でゾロアークがほかのポケモンに化けている際、化けている先のポケモンがすでにテラスタルをしていると、「様子を見る」画面で確認できるゾロアークのタイプが化けている先のポケモンのテラスタイプで表示されてしまう不具合を修正しました。

〇ダブルバトルにて、使用したポケモンのステータスに変化が生じる技を相手のポケモン2匹に当てた際、相手のポケモンがみがわりを使っている状態だとステータスが2回分変化してしまう不具合を修正しました。

●『ポケモン GO』連携
〇『ポケモン GO』を登録する画面でゲームが強制終了してしまう原因となっていた主な問題への対処を行いました。

●その他
〇ゾロアークを一度も見かけたことがない状態で『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット ゼロの秘宝』早期購入特典の「ゾロアーク（ヒスイのすがた）」を「ふしぎなおくりもの」で受け取ると、本来はゾロアークの図鑑が登録された扱いにならないところが、登録されたように表示されてしまう不具合を修正しました。

〇その他、いくつかの問題を修正しました。

選択時間やはんすうバグ修正

　ニンテンドースイッチ「ポケモン スカーレット バイオレット」のVer.1.3.0アプデは、前述のようにタマゴがテラレイドに出ていたバグを根本的に修正するものになっています。

　このため、今回のアップデートでは新機能などは特に追加されていません。

　ただ、前回のアップデート以降におかしくなっていたとも言われていた、選択時間やはんすうに関するバグが修正されています。

　選択時間のバグは、上の動画のように、いかさまダイスを使ったときなどに発生すると言われていたものです。

　反芻（はんすう）のバグは、上の動画のように反芻が連続して発動する状態になるものです。

　こちらは、バグではなく仕様の変更かとも言われていましたが、意図したものではなかったようです。

　「ポケモン スカーレット バイオレット」のVer.1.3.0アプデについては、その他、「『ポケモン GO』を登録する画面でゲームが強制終了してしまう原因となっていた主な問題への対処を行いました」というものも入っています。

　これは、セーブデータが消えるバグの原因の1つではないかとも言われていた部分です。

　このため、今回の更新データでは、前回のアップデート以降に話題になっていたセーブデータの消失バグの1つがサイレント修正されているかもしれません。