ポケモン スカーレット バイオレット、消えたセーブデータを復活させる方法。バグの場合だけ

　ニンテンドースイッチ「ポケモン スカーレット バイオレット」について、1つ話題が出ています。

　話題は、バグの場合だけ消えたセーブデータを復活させる方法があるというものです。

ポケモンSV、セーブデータ復活の方法

　「ポケモン スカーレット バイオレット」は、これまで2回ご紹介したように、Ver.1.2.0アップデート後、セーブデータが消えるという報告がいくつも出るようになっています。

　この報告は現在も続いています。

　このため、現時点では原因は全く分からないものの、ポケモンGOとの連携の仕様などを追加したことにより、セーブデータがこれまでよりも壊れやすくなるバグがあるのではないかと「推測」される状態になっています。

　今回、Ver.1.2.0アップデート後に存在するバグでセーブデータが消えたのではないかと言われている人が、セーブデータを復活してもらったことが明らかになっています。

　そして、消えたセーブデータを復活させる方法が共有されているのでご紹介しておきます。

　これによると、ポケモンのサポートにWeb上から連絡して、その後メールのやり取り、電話でのやり取りを行うことでセーブデータを復活させてもらえるそうです。

　「ポケモン スカーレット バイオレット」のセーブデータの復活は、ニンテンドースイッチ本体の隠し機能に「セーブデータの送信・受信」というものがあるので、それを通じて行うものになっています。

　ニンテンドースイッチのこの隠し機能を使うと、認識できないものの本体には残っているセーブデータをオンラインにアップロードすることが出来ます。

　そして、アップロードされたセーブデータを任天堂などがチェックして修復します。

　その後、ユーザーは任天堂などがアップロードした修正されたセーブデータを自分のニンテンドースイッチ本体でダウンロードして元の状態に戻すというような方法になります。

　ただし、この消えたセーブデータを復活させる方法が使えるのは、前述のようにVer.1.2.0アップデート後に存在するとみられているバグでセーブデータが消えた場合だけです。

　「ポケモン スカーレット バイオレット」に限らず、ニンテンドースイッチのソフトは、本体を落としたり、乱暴に電源を切ったりするとセーブデータが消滅する可能性があります。

　そういった場合に発生したセーブデータの消滅問題は、基本的には対応してもらえなくなっています。

　また、この消えたセーブデータを復活させる方法が使えるのは、「認識できないセーブデータ」の状態になった場合だけです。

　つまり、今回は分かりやすいように「消えたセーブデータ」と書いていますが、より正確に言えば「バグで消えた」のではなく「バグで壊れて認識できない」状態になったセーブデータだけ元に戻す方法があるということです。

　そして、正常に認識できないものの、本体側には消えたとみられるセーブデータが残っているので、前述のようにオンラインでセーブデータのやり取りが行えるということになっています。

　これは、「ポケモン スカーレット バイオレット」のVer.1.2.0アップデート後に存在すると言われているバグでは、その状態にはならないはずですが、自分で消した場合も含めて、本当にセーブデータが消えた場合は対応してもらえないということです。

　よって、Ver.1.2.0アップデート後、つまり、2023年2月28日以降の最新バージョンの「ポケモン スカーレット バイオレット」でセーブデータがおかしくなった人は、一度前述の方法でサポートに相談してみるといいでしょう。

　なお、「ポケモン スカーレット バイオレット」のVer.1.2.0アップデート後、セーブデータが消えるバグがあるのは本当の話ですが、今回の問題は滅多に遭遇するものではないので、普通は気にしなくても大丈夫です。