
ポケモンGOについて、海外で1つ噂が出ています。
噂は、ポケモンGOなどのナイアンティックのゲーム事業をサウジ系企業に売却するというものです。
ポケモンGOなど売却か
「ポケモンGO」はスマホで配信されているポケモンをテーマにした位置情報ゲームです。
このゲームは、株式会社ポケモンや任天堂なども関係していますが、開発や運営はナイアンティックが行っています。
今回、「ポケモンGO」を含めたナイアンティックのゲーム事業が売却されるという噂が海外で出ています。
これによると、ナイアンのゲーム事業を「スコープリー」(Scopely)という企業に約35億ドル(約5300億円)で売却する交渉が進んでいるとのことです。
「スコープリー」は、スマホの「モノポリーGO」などを配信しているアメリカのゲーム会社です。
ただ、このゲーム会社はサウジアラビアの政府系企業「Savvy Games Group」に買収されており、現在は実質サウジアラビアの政府系企業になっているとも言えるものです。
このため、今回の「ポケモンGO」などのナイアンのゲーム事業の売却は、サウジ系企業に売却されるとも言われるようになっています。
ポケカ禁止の国…
サウジアラビアは、eスポーツなどを含めたゲーム関連の事業を国の主要ビジネスの1つにしようという方針を打ち出しています。
そして、前述の「スコープリー」の買収などもその国策の1つになっています。
さらに、「スコープリー」を使ってナイアンティックのゲーム事業を買収するのではないかという話が今回出ている噂になります。
ただ、サウジアラビアはイスラム教の教えを非常に重視しており、宗教指導者からの「宗教令」などにより、日本や欧米などでは普通のことでもサウジでは禁止されていることも多くなっています。
その中の1つには、イスラム教の教えの解釈として「進化論を否定する」というものもあるので、「進化」が登場するポケモンカードゲームはサウジアラビアなどで過去に禁止されています。
一方、同じように進化が登場する「ポケモンGO」は、かつてポケカと同じように禁止されたというような報道もありましたがそれは誤報であり、今のところ特に明確には禁止されていません。
ただ、過去の話で今でもどれほどの効力があるのかは不明なものの、ポケカ禁止の国の政府系企業が、ポケカよりも「進化」の場面に遭遇しやすいかもしれない「ポケモンGO」をナイアンティックから買うかと言われると少し疑問な部分もあるかもしれません。
むしろ、「モンスターハンターNow」などの他のナイアンのゲームが売却されて、「ポケモンGO」だけは宗教上の理由からナイアンに残るというような可能性もあるかもしれません。
ちなみに、今回の話は海外のブルームバーグが独占記事として配信しているものです。
そして、ブルームバーグのゲーム系の記事と言えば、今回の記事には関わっていないようですが、有名なガセネタ日本人記者をずっと在籍させていることでも知られているので、そもそもブルームバーグのゲーム系の記事には信憑性があるのかという疑問も存在します。
なお、「取引は数週間以内に発表される可能性がある」とも報じられているので、またガセネタなのか本当の記事なのかはそれほど遠くない時期に明らかになるでしょう。
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