ニンテンドースイッチ「帰ってきた 名探偵ピカチュウ」の発売に関連して、ファミ通に株式会社ポケモンの石原恒和社長とクリーチャーズの陣内弘之氏のインタビューが掲載されています。
この中で、名探偵ピカチュウのアニメ化を希望していたことなどがコメントされています。
名探偵ピカチュウ、アニメ化を希望
「帰ってきた 名探偵ピカチュウ」は、ニンテンドースイッチで2023年10月6日に発売されています。
今作は、ニンテンドー3DSで発売された「名探偵ピカチュウ」の続編であり、その話が完結する作品になっています。
今回、この作品の展開について、株式会社ポケモンの石原恒和社長と、今作の開発元であるクリーチャーズの陣内弘之氏が少しコメントしています。
これによると、「名探偵ピカチュウ」の1作目を作る過程で、クリーチャーズは深夜アニメでもいいので喋るおっさんピカチュウの映像作品を作りたいと考えていたそうです。
そして、そのような検討をしている中、株ポケの石原社長がハリウッドで映画化するという話を持って来たとのことです。
このため、クリーチャーズは、「名探偵ピカチュウ」のアニメ化を希望していたら、それよりはるかに規模の大きいハリウッド映画化という決定が株ポケによってなされ驚いたそうです。
ちなみに、「名探偵ピカチュウ」のハリウッド映画化については、以前からポケモンの映画を作りたいというオファーがいくつもあったことから実現したものになっているようです。
つまり、ハリウッドの映画製作側からポケモンを使いたいとお願いされていたものに対して、株ポケが「名探偵ピカチュウの映画化だったら良い」という返事をしたというようなイメージです。
映画の物語は元々ゲーム用
2019年5月に劇場公開された「名探偵ピカチュウ」のハリウッド映画については、クリーチャーズもシナリオ制作会議に最初から参加していたそうです。
そして、元々ゲームの完結編として考えていた内容を、映画の物語として使うことに決めたとのことです。
よって、「帰ってきた 名探偵ピカチュウ」で完結している「名探偵ピカチュウ」の物語は、映画版の物語が元々の結末だったということになります。
ニンテンドースイッチ「帰ってきた 名探偵ピカチュウ」は、映画とは別の内容で「名探偵ピカチュウ」の物語が完結する形になっています。
また、今回、「名探偵ピカチュウ」のティムとピカチュウ、ハリーの物語は「帰ってきた 名探偵ピカチュウ」で終わりだと明言されています。
このため、同じ登場人物での更なる続編というものは計画されていないようです。
ただ、「帰ってきた 名探偵ピカチュウ」が好評で、かつ皆の要望が大きければ、スピンオフなどを描く余地はあるとされています。
ちなみに、映画の「名探偵ピカチュウ」も、続編やスピンオフが計画されていたと言われています。
しかし、「映画『名探偵ピカチュウ』、ジャスティス・スミス曰く続編の製作は実現しないかも」の記事でご紹介したように、その計画はキャンセルされたと言われています。
ファミ通
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コメント
短編動画の方が見やすくていいけど、少ないから映画にしてもいいな〜って思う
作画も絵柄も好きだし、可愛い感じのまったりとした感じの雰囲気の映画とかでも良いと思う