ニンテンドースイッチ「ポケモン スカーレット バイオレット」の話題を1つご紹介しておきます。
話題は、オーガポンの元ネタと由来、デザイナーについてです。
オーガポンの元ネタと由来
「ポケモン スカーレット バイオレット」には、オーガポンという新ポケモンが登場します。
この新ポケモンは、有料のダウンロードコンテンツ「ゼロの秘宝」で遭遇、ゲットすることが出来ます。
オーガポンは、「ゼロの秘宝」が昔話「桃太郎」のパロディ要素を入れていることから、桃太郎で言うところの「鬼」を元ネタ&由来とするポケモンです。
これは、オーガポンの名前の「オーガ」は「ogre=オーガ」であり、ogreという単語には「鬼」のような生物を指すことからもそのように考えられるものです。
一方、オーガポンの名前の「ポン」が何なのか気になる人もいるかもしれません。
これは、「○○ドン」のポケモンのように何となく語感から付けられていると考えることも出来ます。
ただ、オーガポンの場合はそうではなく、ちゃんと意味があります。
それは、オーガポンのポンは、ポンカンの「ポン」を元ネタと由来にしているというものです。
ポンカンは、ミカンの一種です。
そして、オーガポンがポンカンを元ネタにしていると知れば、オーガポンの顔がなぜ「ミカン色」なのかが理解できると思われます。
また、オーガポンの前髪っぽい緑の部分はポンカンの葉っぱのように見え、頭の中央の緑の出っ張りはポンカンの枝のように見えて来ると思います。
よって、オーガポンのポンがポンカンだというのは、デザイン的な面からその由来を考えることも出来ます。
ちなみに、ポンカンは漢字だと「椪柑」などと記し、オーガポンの中国名は「厄鬼椪」なので、ポンの字にポンカンと同じ「椪」が使われていることからも、オーガポンはポンカンが元ネタだと考えることも出来ます。
デザイナーは目は星ではなく花だと…
「ポケモン スカーレット バイオレット」に登場するオーガポンは、そのデザイナーも発表されています。
オーガポンのデザイナーは、ありがひとし氏です。
ありがひとし氏は、これまでいくつもポケモンのデザインを担当しています。
ポケモンSVでは、「クエスパトラやコジオ、ジオヅム、キョジオーン、ハバタクカミのデザイナー」として知られています。
そして、そのときに、デザインしたポケモンは「あと1匹いる」というようなことがコメントされていましたが、その残りの1匹が「オーガポン」だったことが明らかにされたということになります。
また、ありがひとし氏は、オーガポンのデザインについて、上のようなこともコメントしています。
これは、オーガポンの目のハイライトが「星」ではなく「花」の形を表しているというようなことをコメントしているものです。
オーガポンの目がなぜ星ではなく花なのかという理由は、前述のようにオーガポンが「鬼」の他、「ポンカン」にも由来しているからです。
ポンカンの花は、上の画像のように星のような見た目になっています。
そして、この星のような花の形がオーガポンの目や身体の部分に取り入れられているということです。
コメント
はえーまさかポンカンだったとは
足の内側と裏側が木の切り株みたいになってたのがずっと気になってましたけどポンカンが元だったからなんですね