ポケモン金銀のデモ版のデータが、少し前に明らかになっています。
このデモ版には、没ポケモンがいくつか存在しますが、その中に、「ポン・デ・ライオン」のようなポケモンがおり、関係性が話題になっています。
ポケモン金銀のポリゴン2
ポケモン金銀のデモ版のデータについては、「ニンテンドウスペースワールド ’97」のイベントで使用されていたROMが、海外ネットに投稿されたことで話題になっています。
このROMには、没ポケモンと思われるものがいくつか存在し、その中に、上のようなポケモンがいます。
このポケモンは、ポケモン金銀のデモ版では、「ポリゴン2」という名前が付いています。
デモ版なので、この名前自体、データの中に仮に入れられていただけの可能性もあり、本来付ける予定だった名前なのかどうかは不明ですが、現在の「ポリゴン2」とは全く違う姿のポケモンです。
そして、このポケモンは、「ポリゴン2」というよりも、ミスタードーナツの「ポン・デ・ライオン」というキャラクターに似ていると話題になっています。
比べてみると、足の部分や尻尾が少し違うものの、大体同じようなデザインであり、これは似すぎではないかと言われています。
ポン・デ・ライオンとゲームフリークの関係性
ポケモン金銀の仮称「ポリゴン2」と、ミスタードーナツの「ポン・デ・ライオン」は、このようにかなりそっくりすぎるので、ゲームフリークと何らかの関係性があるのではないかとも話題になっています。
まず、仮称「ポリゴン2」は、今と違って、当時は外注のデザイナーもいなさそうなので、ゲームフリークによってデザインされた可能性が高いです。
また、この仮称「ポリゴン2」は、「ニンテンドウスペースワールド ’97」のイベント時のデータには存在していたので、1997年にはこのデザインが作られていたということです。
一方、「ポン・デ・ライオン」は、ミスタードーナツのキャラクターとして、2003年から登場しているキャラクターです。
こちらも制作には何年か掛かっているかもしれないので、出来上がったのは、2003年よりも前かもしれませんが、キャラ制作に5年以上も掛けるわけはないので、1997年より前に完成していたというのはあり得ないでしょう。
よって、登場順で言えば、仮称「ポリゴン2」→「ポン・デ・ライオン」であることはほぼ確定です。
つまり、「ポン・デ・ライオン」を真似して、ポケモン金銀で仮称「ポリゴン2」が作られたわけではないので、仮に真似した可能性があるとすれば、「ポン・デ・ライオン」の方ということになります。
「ポン・デ・ライオン」のデザイナーは…
「ポン・デ・ライオン」は、ミスタードーナツのキャラクターですが、そのキャラクターを生み出した人は公開されていません。
ただ、誰なのか知りたい人は昔から数多くいるようで、ネットでは、ミスタードーナツに問い合わせると、以下のような返信が来るということが言われています。
デザイナーについての返信
この度いただきましたお問い合わせの、ポン・デ・ライオンの仲間たちのデザイナーの名前でしょうか。
デザイナーでございましたら、特に有名なデザイナ-では、ございません。
ありがとうございました。
都市伝説かもしれないので、このような回答が実際に来るのかどうかは不明ですが、Yahoo知恵袋などでは、これがテンプレート回答になっているということで決着がついています。
また、このような回答が来るかどうかは別にしても、デザイナー非公開という事実自体は、間違いのないものです。
よって、誰が作ったキャラなのか分からないので、もしかしたら、「特に有名なデザイナーでは、ございません」ものの、ゲームフリークでポケモン金銀の仮称「ポリゴン2」をデザインしていた人が、ミスタードーナツのキャラクターとして再デザインしたのではないかとも推測されています。
あるいは、「ニンテンドウスペースワールド ’97」のイベントで、ポケモン金銀の仮称「ポリゴン2」を見た人が、そのデザインを覚えており、意識的に、あるいは無意識に真似してしまったというような可能性もあるかもしれません。
ちなみに、このイベントで、この仮称「ポリゴン2」を見ることが出来たのかどうかはよく分からないので、もし見れなかったのならば、この可能性はないということになります。
結論
ポケモン金銀のデモ版のデータの仮称「ポリゴン2」と、ミスタードーナツの「ポン・デ・ライオン」の関係は、関係性を示すハッキリとした証拠は今のところないので、よく分からないということになります。
ただ、ゲームフリークが「ポン・デ・ライオン」をパクったわけではないということは断言できる状態です。
ちなみに、「ポン・デ・リング」のドーナツ自体を、仮称「ポリゴン2」から発想を得て作ることはあり得ないと思われます。
しかし、出来上がって来た「ポン・デ・リング」のドーナツを使って、何かキャラクターを作れと言われると、ライオンのたてがみに見立てるという発想は、それほど独創的な発想でもなく、考え付く範囲だと思われます。
このため、両者は偶然似た可能性も高いです。
ただ、つぶらな瞳と、鼻の部分が、仮称「ポリゴン2」と「ポン・デ・ライオン」は、ほぼ同じなのが気になるところです。
ライオンの顔のデザインで、この2つがここまで似るケースは考えにくいような気もするので、仮称「ポリゴン2」の再利用説などを、信じてもよさそうな感じもあります。
ということで、真相は闇の中なので、仮称「ポリゴン2」と「ポン・デ・ライオン」の関係は、皆さんの判断でどうぞ。
コメント
普通に考えたらポン・デ・ライオンがパクリってことでいいと思うw
ポンデライオンがパクリかもしれないって
20年経って暴かれるとは…
ミスタードーナツ悲惨だな
キャラ変えるんだろうか?
ポリゴン2の没デザは出回ってなかったんだから
パクリ扱いはおかしいだろw
普通に考えてデザイナーが同じか、ゲーフリの関係者が
ポンデライオンのデザイン案としてミスドに提供したかという所
どう見てもポンデライオンです、本当にありがとうございました。
※2
元々表に出ることが無かったデザインなんだからパクリもクソも無いわ
これでパクリだのキャラ変えろだのとんでも理論過ぎるわ
キャラデザインに困っていたミスドにゲーフリが手を差し伸べたっていう話だったら嬉しい
すごい前だけど金銀のお試し版やった時、ハネッコが全然違かったの覚えてる
なんか浮いてなかったし、ナゾノクサにネコの耳付けて跳ねるタイプな草だったな
>元々表に出ることが無かったデザインなんだからパクリもクソも無いわ
表に出ないものはパクってもいいなんて理屈は存在しないぞ
もしホントに関係性があるなら、キャラありきでポンデリングを開発したという事か?そんなことできるのか?
ポンデリング自体、当初から十分話題性のある商品だったし、昔からミッフィ―やピングといったブランドキャラも度々使っている企業が、わざわざ大きなリスクを背負ってまでポケモンの没キャラを使用するというのも解せない。それだったら素直にピカチュウ使うでしょ。
>表に出ないものはパクってもいいなんて理屈は存在しないぞ
表に出て無かった物をどうやったら無関係の人間がパクれんの?
体験版ではデータこそあってもポリゴン2と遭遇まではできなかったみたいだし
社外秘だったポリゴン2の没デザインを知ってたのはゲーフリと関係があった人物のみ
ミスドとゲーフリのスタッフに何かしら交友関係があって
プライベート感覚で没デザインを譲ったとかがオチじゃないの
角ばったポリゴンから滑らかなCGへ順当な進化には見えるんだよな
このポリゴン2もポンデライオンが似てるのはモチーフがバルーンアートだからだろうし