ポケモンGOのアップデートが、昨日導入されています。
昨日のアップデートでは、「ポケストップのちかくにいるポケモン」の機能が追加されていますが、それ以外の案内のない変更として、個体値に関するものも導入されています。
個体値がプレイヤーごとに異なる仕様に変更
ポケモンGOの個体値とは、簡単に言えば各ポケモンの強さのことです。
ポケモンGOでは、「ポケモンを調べてもらう」の機能で判定できる情報であり、このときの博士の反応が良いポケモンが、「個体値がいい」などと言われるものになっています。
もっと詳しく知りたい場合は、ファンが作っている、ネットの個体値判定のページなどを使えば知ることも可能です。
これまで、ポケモンGOでは、各場所に野生で出現するポケモンの個体値は、誰がそれをゲットしても同じものでした。
今回、これがプレイヤーによって異なる仕様に変更されています。
このため、ある場所で100%イーブイなど、個体値の良いものが湧けば、普段はスルーするような人でもそれをゲットしに行くというようなこともありましたが、今回から少し変わっています。
個体値はトレーナーレベルに応じて変化
ポケモンGOで湧くポケモンの個体値は、プレイヤーに応じて内容が変わるものになっています。
内容が変わるものは、正確に言えば、個体値、CP、覚えているワザ、重さ、高さの5つです。
この内容変化は3段階に分かれており、トレーナーレベルに応じて変化があります。
トレーナーレベル24までは、各プレイヤーごとに上記の5つの要素がランダムになります。
トレーナーレベル25から29までは、CP以外の4つの要素がランダムになります。
トレーナーレベル30からは、全ての要素が固定となります。
よって、TLレベル24までの人は、ポケモンを実際に捕まえてみるまで、どのような個体値なのかは全く分からないということになります。
TLレベル30以上の人の場合は、これまでと同じ状態だと思っていいものです。
例えば、TLレベル30以上の人が複数人、同じ場所で同じポケモンをゲットした場合、それらのポケモンの個体値などの情報は全て同じということになります。
ぶっちゃけ何のためにこのようなややこしい変更をしたのかよく分からないという人も多いかと思いますが、今回の変更は、簡単に言えば外部ツール対策です。
ポケモンGOでは、サーチマップの外部ツールで、湧いているポケモンの個体値やワザも表示できていたので、今回の変更は、その機能を潰すためだと言われています。
よって、先に少し書いた、ある場所で100%イーブイなど、個体値の良いものが湧けば、普段はスルーされるようなポケモンでも、サーチマップを使っている人が次々と集まって来るというような状態は、今後ほぼなくなったということになります。
なお、GPSの位置偽装ツールは、ゲームを根本的にダメにするので今後も対策をすべきかと思われますが、サーチマップの外部ツールはそんなに必死になって潰さなくてもいいのではないかという意見も多いです。
コメント
逆に何故トレーナーレベルによってランダム度が下がっていくんだろう
高レベルの人にも外部ツールを使う人はいるんじゃないの?
マップツールを提供する側は、多くの場合、ポケモンGOの初期アカウントを使用して行っています。
このため、「高いトレーナーレベルでなければ個体値は固定されない」とすることで、もし、個体値データをマップツール側が再度提供しようと思っても、そのレベルまで育てたポケモンGOアカウントがいくつか必要になります。
レベル30まで上げるのは、物凄い時間と労力が必要なので、これにより、実質そういったサービスの提供を潰すことが出来ます。
30以上でもランダムにしなかったのは、普通にプレイしている人には、いずれこれまで通りの状況でプレイ出来るという部分を残したという、少し考えた対策になっているということです。
ということを書いたものの、マップツールはすぐに、一部ですが個体値に対応できているみたいですね。
こんなに対応が早いとナイアンティックをさらに怒らせて30以上もランダムになりそうな気も…