ポケモンの話題を1つご紹介しておきます。
話題は、ドードーはダチョウなのか絶滅した鳥類なのかについてです。
ドードーはダチョウなのか
「ドードー」というポケモンがいます。
ドードーは、初代「ポケットモンスター」のポケモンでもあるので、多くの人に知られている存在になっています。
このドードーは、「ふたごどりポケモン」とされてはいるものの、具体的に何の鳥類なのかは明らかにされていないため、それが何なのか議論されることもあります。
まず、ドードーは、一般的には「ダチョウ」がモチーフになっていると言われています。
ダチョウがモチーフになっていると言われる理由は、その見た目です。
また、ポケモン図鑑の説明でも「時速100キロで走る」など、足の速さが特徴であると解説されています。
このため、ポケモンのドードーは、足の速い「ダチョウ」をモチーフにしていると考えられます。
絶滅した鳥類なのか
ポケモンのドードーは、一般的にはダチョウがモチーフだと言われていますが、別の鳥類がモチーフだと言われることもあります。
それは絶滅した鳥類「ドードー」です。
地球上にはかつて「ドードー」という鳥類がおり、これがポケモンのドードーの名前そのものなので、ポケモンのドードーは絶滅した鳥類「ドードー」がモチーフだと言われることもあります。
そして、このドードーは、「ダチョウ目」(ダチョウ系の鳥類)ではなく、「ハト目」(ハト系の鳥類)に分類されています。
このため、ポケモンのドードーが絶滅した鳥類「ドードー」がモチーフになっている場合は、ダチョウをモチーフにしたポケモンではなく、ハトをモチーフにしたポケモンだと言える部分も出て来ます。
ただ、実際には、ポケモンのドードーは見た目などからダチョウをモチーフにしていると考えておいていいと思われます。
そして、そこに絶滅した鳥類「ドードー」の名前を持って来たというような感じだと考えられます。
なお、ドードーのモチーフとしては、他には「エミュー」や
「モア」などが挙げられることもあります。
これらはどちらも「ダチョウ目」だという解釈が出来る鳥類です。
さらに、ポケモンのドードーのくちばしの長さは「キーウィ」に似ているとも言われています。
デュオ説も
ポケモンのドードーは、進化すると「ドードリオ」になります。
進化形の「ドードリオ」もダチョウのような姿をしていますが、デザイン的な最大の特徴は頭が3つに増えているという部分です。
この「頭が3つ」については、ドードリオの名前の「ドリオ」が「トリオ」(ラテン語又はギリシャ語で3の意味)と掛けたものになっているという部分で表されていると言えます。
そして、この「ドードリオ」の存在から、ポケモンの「ドードー」の名前は、絶滅した鳥類「ドードー」の名前から持って来たものでは「ない」と考えることも可能です。
それは、ドードリオが「ドー+トリオ」をもじった名前だと考えると、その進化前の「ドードー」は2の意味の「デュオ」→「ドー+デュオ」をもじった名前から付けたと考えることが出来るからです。
これは、「ドードー」と「ドーデュオ」の音の違いがかなりあるので無理があると考える人も多いと思われます。
Doduo's two heads contain completely identical brains.
— Pokemon (@Pokemon) July 22, 2020
However, on rare occasions, there will be examples of this Pokemon possessing different sets of brains.
Case in point: pic.twitter.com/5sDMnLttlT
しかし、ドードーの英語名は「Doduo」です。
つまり、英語名だと完全に「ドー+デュオ」の名前になっています。
よって、ポケモンのドードーの元ネタはダチョウなのか絶滅した鳥類なのかという答えについては、デザイン的にはダチョウが元ネタで、名前は絶滅した鳥類だと言われることが多いものの、名前は2の意味のデュオから持って来た、あるいはそれと絶滅した鳥類を掛けている説もそこそこ有力であるということです。
コメント
今となってはポケモンは世界的コンテンツだけど初代当時はローカライズなんて考えてるわけないし英語名は後付なんだからドー+デュオの線は薄いと思う
スプーンを曲げるあの人の件もあるので、そこまで深く考えていないだろう。
duoのつづりは英語化するときに考えたんだろう
頭二つあるしアホウドリ