ポケモン ダイヤモンド パール、開発中のドット絵？ オスメスの違いを予定か

　ニンテンドーDS「ポケットモンスター ダイヤモンド パール」について、1つ話題が出ています。

　今回は、開発中のドット絵だと言われているものが明らかになっています。

ポケモンダイパ、開発中のドット絵？

　「ポケットモンスター ダイヤモンド パール」は、2006年9月に発売された作品です。

　当時のポケモンは、まだドットで描かれている部分が多く、ポケモンたちのグラフィックも3Dではなくドット絵が基本でした。

　今回、この「ポケモン ダイヤモンド パール」の開発中のドット絵だと言われている画像がネットに存在していたと、海外の4chで話題になっています。

　その画像は、上のようなものであり、製品版のポケモンデザインと大体同じようなポケモンがほとんどです。

　ただ、製品版のポケモンと違うデザインのものも一部あり、ルギアやノズパス、ミミロル、マニューラなどがかなり異なるデザインになっています。

オスメスの違いを予定

　ニンテンドーDS「ポケットモンスター ダイヤモンド パール」の開発中のポケモンのドット絵だと言われているものは、このように、製品版と著しく異なるようなデザインは存在しません。

　ただ、開発途中で没になった仕様として、「全てのポケモンはオスとメスで異なる姿をしている」というものがあったのではないかと言われています。

　それは、今回明らかになった画像のほぼ全てで、微妙に異なる2パターンのドット絵が作られているからです。

　例えば、ピカチュウは現在、しっぽの形でオスメスの違いが表現されていますが、「ポケットモンスター ダイヤモンド パール」の開発当時は、立っているか、横向きなのかという、耳の形の違いも計画されていたと言われています。

　また、リザードンは、角の部分が2本がオス、1本がメスという設定になっていたとされています。

新仕様は没に

　「ポケットモンスター ダイヤモンド パール」における、このオスメスの違いという新仕様は、一部を除いて、結局、導入されることはなく没になっています。

　ただ、今回のドット絵が本物ならば、かなり完成に近い状態まで作られていたということになります。

　没になった理由は不明なものの、全ポケモンでオスメスのデータを作る場合は、その作業量やROMデータ量などが膨大になるから止めたのではないかと推測されています。

　ちなみに、ポケモンDP当時、ゲームフリークが全ポケモンにオスメスの差をつけるというようなことをコメントしていたこともあったと言われているので、今回のデータは、そのコメントから考えても本物ではないかとみられています。

　また、リザードンの1本角、2本角については、上のような初期のオフィシャル画像にそのような姿が存在することから、ポケモンDPでその姿を伏線として回収するように計画していたとも言われています。

　さらに、マニューラは、開発中として公開されていた「ポケットモンスター ダイヤモンド パール」のゲーム画面に、今回のドット絵と同じデザインの姿が登場しています。

　このため、逆にこれらをベースにして誰かが描き上げたという可能性もありますが、今回のドット絵は、どこかからリークされた本物ではないかと考えられています。