カードゲーム

ポケカ「ポケモンイラストレーター」、最後はNFTで回収という株ポケ法務部の案件か

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 ポケモンカードゲームについて、海外で1つ話題が出ています。

 話題は、「ポケモンイラストレーター」のババ抜きが、最後はNFTで回収という株ポケ法務部の案件になっているのではないかというものです。

 

ポケモンイラストレーター、ババ抜き

 「ポケモンイラストレーター」は、かなり前から高額な取引がなされているポケモンカードゲームとして知られています。

 それは、昔のコロコロコミックのコンテストの入賞者にだけ配られたカードであり、元々20枚ぐらいしか存在しないカードだと言われているからです。

 また、このポケカは、所有者が高額な値段を付けて売り、その購入者がさらに高額な値段を付けて売るという「ババ抜き」が繰り返されている状態にもなっています。

 そして、2022年4月に、「ポケモンカードゲーム、微妙なギネス記録の認定が出る。最も高価な個人売買ポケカ」の記事でご紹介したように、ポケカ界の世界トップクラスのお金持ちの手に約6.48億円で渡っています。

 これは、「ポケモンイラストレーター」のババ抜きは、「次のカードを引ける人がいなくなった」(=現所有者以上のお金持ちはなかなかいない)状態にもなり、実質終わったということでもありました。

 しかし、今回、「次のカードを引ける人がいなくなった」状態を解消する「技」が、現所有者によって披露されています。

 

最後はNFTで回収

 ポケモンイラストレーターの現在の「ババ」の所有者は、炎上系の海外YouTuberのLogan Paulさんです。

 そして、このLogan Paulさんは、ポケカの「ポケモンイラストレーター」のババ抜きに参加する人が実質見つからないなら、買いやすいように分割して参加者を増やして投資分を回収すればいいという「技」を披露しています。

 それは、「ポケモンイラストレーター」の所有権を「NFT」にして、不特定多数の人に買ってもらうというものです。

 NFTは、デジタルなものの所有権を販売するときなどに使われる手法です。

 また、本来はそのようなものではないのですが、最近はほとんどの場合、詐欺やマルチ商法的な手段として利用されているものです。

 今回のNFTの場合は、「ポケモンイラストレーター」の所有権を分割し、Logan Paulさんが49%を持ち、残りの51%を分割して不特定多数の人に買ってもらうという手法が取られています。

 これは、「ポケモンイラストレーター」のポケカの実物自体は、Logan Paulさんが指定する管理下に置かれるものの、所有権は残りの51%分を買った人もそれぞれの割合だけ持つことが出来るというものです。

 この「技」については、ポケカの実物も貰えないのに、お金を払って「所有権を○%だけ持っている」ということに何の意味があるのかという疑問が出て来るのは当然だと思われます。

 このため、このようなNFTは、前述のような詐欺やマルチ商法的な手段に該当するのではないかとも言われています。

 そして、このようなポケカを使った勝手なNFT「商売」は許されるのかとして、株式会社ポケモンの法務部が出動する案件になっているのではないかとも言われています。

 ちなみに、このLogan Paulさんは、以前にもポケカに関連させた高額のNFTを販売しています。

 そして、今回またポケカのNFTの販売を行っているので、NFTは新しい概念であり法整備もあまり出来ていないということもあるからか、株ポケの法務部もまだ取り締まりなどを行えていないようです。

 なお、このような「現物」のあるものの所有権を分割して販売するのは、本来のNFTの使い方とは異なるとも言われています。

  LoganPaul

コメント

  1. 匿名 より:

    この件に関しての立場は明確に表明した方が良いのかもしれない。トークンの裏付けがこのカードの価値とこのYouTuberだけの知名度のみであり、最終的に大暴落という形になりそうに見える。
    そうなった時に巻き添えを食う可能性があると思う

  2. 匿名 より:

    そもそもローガンポールなんぞがいまだにデカイ顔してることがおかしい。
    永久にネットから排除すべき存在。

  3. 匿名 より:

    NFT自体まだまだ未熟な段階の時点で怪しい情報商材屋に目をつけられて概念を歪められた暗い背景もありますからね

  4. 匿名 より:

    NFTってこんな用途ばっかりだわね
    騙される方も騙される方でしょこんなの
    実物持ってないのに所有権って何