ライチュウは世間のイメージより可愛い。アローラの姿はパン

　3DS「ポケモン サン ムーン」で導入された「リージョンフォーム」について、ゲームフリークの杉森建氏が、サンムーンの設定資料集で少しコメントしています。

　この中で、アローラの姿のライチュウについて、少し解説されています。

ライチュウは世間のイメージより可愛い

　「ポケモン サン ムーン」と「ポケモン ウルトラ サン ムーン」では、これまでに登場していたポケモンの新たな姿が追加されています。

　新たな姿は、リージョンフォームと呼ばれ、アローラ地方の環境などが影響して、特別な姿になっているというものです。

　リージョンフォームのポケモンはいくつか存在しますが、今回、ゲームフリークの杉森建氏が、ライチュウのアローラのすがたについて、少しコメントしています。

　これによると、まず、ライチュウのアローラのすがたは、にしだあつこ氏がデザインしたとのことです。

　にしだあつこ氏は、普通のライチュウもデザインしているので、今回、元となる姿の作者に依頼し、アローラのすがたを作ってもらったことが明らかにされています。

　ちなみに、ライチュウは、元々のデザインも、ピカチュウの進化系なので可愛い姿になっています。

　ただ、ピカチュウの進化前として、ピチューも存在するので、ライチュウは、かわいさという面では、ピカチュウやピチューに負けていると思われている部分も大きいかもしれません。

　しかし、にしだあつこ氏は、このような現状に納得していないのか、ライチュウは世間のイメージより可愛いという主張を持っているそうで、今回、ライチュウのアローラのすがたを作るにあたり、かなりかわいさを強調したデザインを作って来たということが、ゲームフリークの杉森建氏によって明らかにされています。

ライチュウ、アローラの姿はパン

　ライチュウのアローラの姿は、既にゲーム内などで見たことがあると思いますが、上のように、しっぽに乗って浮遊している姿になっています。

　この姿は、アローラという、ハワイっぽい島が舞台なので、サーフィンのイメージから作られたのかとも考えることが出来ますが、実際には、モチーフはサーフィンではないそうです。

　アローラの姿のライチュウは、「パン」がモチーフです。

　なぜネズミでパンなのかは謎だそうですが、アローラの姿のライチュウは、ふわふわのパンをイメージして作られたそうです。

　そして、このモチーフを活かして、ゲームフリーク側で「パンケーキ」という設定を入れ、ライチュウがアローラで姿を変えた理由は、研究者も分からないものの、アローラ地方の人々は、「丸くてふわふわなパンケーキを食べたからではないか？」と言っていることにしたようです。

　よって、「ポケモン サン ムーン」や「ポケモン ウルトラ サン ムーン」で見ることが出来るライチュウは、ふわふわなパンやパンケーキがモチーフであり、世間のイメージよりもライチュウは可愛いということをアピールする意味でも、かなり可愛さが強調されたデザインになっているということです。

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