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ポケモン、進化か変態なのかが話題。しんかとして説明する形に

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 ポケモンの話題が1つ出ています。

 話題は、進化か変態なのかというものです。

 

ポケモン、進化か変態なのか

 国立科学博物館で、「ポケモン化石博物館」という特別企画展が開催されています。

 このイベントは、2022年6月19日(日)まで開催されており、事前予約制のチケットが必要です。

 今回、この展示内容が1つ話題になっています。

 それは、ヒノッチさんが投稿している上のようなものです。

 この説明は、ポケモン世界における進化と、現実世界の進化は違うものであるという説明になっています。

 ポケモン世界の進化と、現実世界の進化の違いは、昔から言われている内容です。

 そして、ポケモン世界の進化は、「変態」と言う方が、生物学的な言葉の使い方としては正しいものになると以前から言われています。

 ちなみに、「進化」も「変態」も小学校の授業などで習ったと思われますが、まず、「進化」は、キリンの首の話などが有名で、世代を経て徐々に姿が変わっていく様子を表す単語です。

 一方、「変態」は、幼虫からさなぎになり、成虫へと変化するような、同一世代の同一個体で発生する現象のことです。

 ポケモンの場合は、まさに、幼虫からさなぎになり、成虫へと変化するようなポケモンもいますが、虫のように同一世代の同一個体で発生しているので、それは進化ではなく変態であると考えられます。

 今回の「ポケモン化石博物館」の説明は、そのようなストレートな「本当は進化じゃなくて変態なんだよ」という説明ではなく、ポケモンは「しんか」で、現実は「進化」なんだとして、どちらも「しんか」であることには変わりがないというような説明がなされています。

 よって、世界観を壊さない、オシャレな説明だとも言えます。

 また、ポケモンの進化は間違いで、正解は変態であると言ってしまうと、一方を否定するような形にもなるので、ポケモン世界と現実世界の違いを認め、両方を尊重するという、優しい気持ちを抱かせる説明であるとも言えるかもしれません。

 なお、全然優しくない表現で言ってしまう形になりますが、ポケモンの公式用語としては、上の公式ポケモン図鑑の画像からも分かるように、昔から「進化」であり、「『進化』ではなく『しんか』」という表現がなされているわけではありません。

 今回の「しんか」という単語を使った説明は、あくまでも「ポケモン化石博物館」というイベントでの解釈ということになります。

コメント

  1. 匿名 より:

    素晴らしい

  2. 匿名 より:

    変態が俗語として定着してる現代において、子どもに変態の説明は難しい