ポケモン スカーレット バイオレット、すてゼリフ関連のデータ破壊バグが話題。3世代連続バグ持ち

　ニンテンドースイッチ「ポケモン スカーレット バイオレット」について、1つ話題が出ています。

　話題は、すてゼリフ関連のデータ破壊バグについてです。

ポケモンSV、すてゼリフのデータ破壊バグ

　「ポケモン スカーレット バイオレット」のバグがまた1つ話題になっています。

　今回話題になっているのは、対戦において、マジックミラーのブリムオンで「すてゼリフ」の技を受けたらデータが破壊されたというものです。

　その様子は、上の動画で紹介されています。

　今回の動画は、対戦相手のオーロンゲが「すてゼリフ」を使い、それをブリムオンが跳ね返したときにバグが発生した様子が紹介されています。

　「ポケモン スカーレット バイオレット」は、デバッグが足りていないような感じでもあるので、プレイ中、「エラーが発生したので、ソフトが終了しました」となるケースがたまにあります。

　ただ、今回は、ソフトの強制終了後に再起動しようとすると、「壊れたデータが見つかりました」と出るので、ある種の恐怖映像だとも言われています。

　ちなみに、この壊れたデータは、その後のエラーチェックで元通りに修復できたそうです。

3世代連続バグ持ち

　ニンテンドースイッチ「ポケモン スカーレット バイオレット」の今回の「すてゼリフ」関連のバグは、「またか」というような声も出ています。

　それは、過去にも「すてゼリフ」関連でバグが発生していたからです。

　まず、前作の「ポケモン ソード シールド」では、上の動画のように、今回と同様、「すてゼリフ」を跳ね返すとバトルが強制終了するバグがありました。

　また、その前の「ポケモン サン ムーン」では、Zすてゼリフを使用されると通信が切断されるというバグがありました。

　このため、ポケモン本編では、サンムーン→ソードシールド→スカバイという3世代連続で「すてゼリフ」関連のバグがあるということです。

　ちなみに、すてゼリフは、「相手の攻撃と特攻を下げた後、控えのポケモンと入れ替わる」という技です。

　これはポケモンバトルにおける複雑な処理だとも言えるので、処理しきれないパターンになったときにエラーが出て強制終了が発生しているのではないかと考えられています。

　なお、「ポケモン スカーレット バイオレット」の今回のすてゼリフ関連のデータ破壊バグは、実際に再現性があるのは、すてゼリフの処理が正しくできずに「ソフトが強制終了することがある」というものだと思われます。

　そして、このプレイヤーの場合は、強制終了によって「データ破壊の状態」がたまたま発生しただけかもしれません。

　このため、「すてゼリフでデータ破壊」はなかなかインパクトのあるものではありますが、上のような呼びかけに自分も同じような状態になったという人は今のところ現れていないということもあり、すてゼリフでデータ破壊まで行くバグの高い再現性はないかもしれません。