ポケモン レジェンズ アルセウス、独自エンジンで開発。BDSPはUnity

　ニンテンドースイッチ「ポケモン レジェンズ アルセウス」の情報を1つご紹介しておきます。

　情報は、独自エンジンで開発されているというものです。

アルセウス、独自エンジン

　「ポケモン レジェンズ アルセウス」の開発環境が少し明らかになっています。

　まず、「ポケモン レジェンズ アルセウス」は、これまでのポケモン本編ゲームと同じく、ゲームフリークが開発している作品です。

　ゲームフリークは、これまで、ニンテンドースイッチで「ポケモン Let’s Go! ピカチュウ Let’s Go! イーブイ」と「ポケモン ソード シールド」を開発しています。

　これらは、ゲームフリーク独自の開発エンジンで制作されたものになっていました。

　そして、今回の「ポケモン レジェンズ アルセウス」も、「ポケモン Let’s Go! ピカチュウ Let’s Go! イーブイ」や「ポケモン ソード シールド」と同じく、独自エンジンで開発されています。

　このため、ニンテンドースイッチのゲーム開発でこれまで使用しているゲームフリークの独自エンジンを引き続き使用して、「ポケモン レジェンズ アルセウス」を制作したということになっています。

　なお、過去2作と同じ環境で「ポケモン レジェンズ アルセウス」が作られているということは、バグということではなく、今作も基本的な動作面での不安は、過去2作と同じく特にないと考えていいと思われます。

BDSPはUnity

　ニンテンドースイッチのポケモンゲームとしては、「ポケモン レジェンズ アルセウス」の発売前に、「ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド シャイニングパール」（BDSP）も発売されています。

　こちらはゲームフリークが開発していません。

　BDSPは、外注で制作されており、「イルカ」という企業が開発した作品です。

　このイルカ製のポケモンゲームは、ゲームフリークがこれまで使っていた独自エンジンで開発されておらず、「Unity」という汎用の開発エンジンで制作されています。

　このため、Unityは普通に扱える人も多いということで、BDSPは解析や改造などをしやすいとも言われています。

　一方、BDSPのバグの多さなどは、Unityを使ったからだとは言えません。

　これは単に、BDSPの開発期間が圧倒的に足りなかっただけ、あるいは、Unityを扱うイルカの技術力の問題です。

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