ポケモンの話題を1つご紹介しておきます。
話題は、ポケモン公式大会はSNSでの行為も考慮すると明言されているというものです。
ポケモン公式大会、SNSも考慮
アメリカのポケモン公式が、ポケモンのゲームやカードゲームなどの公式大会に関する注意事項を1つ案内しています。
これによると、ポケモンの公式大会は安全で安心なコミュニティーの形成や維持も大事だと考えているため、参加者には一定の行動基準を求めるとしています。
この行動基準は、今回新たに設けられたものではなく以前から存在するものです。
その内容は、ものすごく簡単に言えば不正行為を行わないなど、当たり前のことが記載されたものになっています。
ただ、今回この行動基準について、公式大会の中での行為はもちろん、公式大会そのものとは少し異なるSNSでの行為も考慮することがあると明言されました。
例えば、ポケモンの公式大会の参加者がSNSで他の参加者に嫌がらせをしていたり、暴力的な見解を展開していたりするようなことが発覚した場合、失格などの処分を行うことがあるとのことです。
具体的にこれがどのような内容や、どの程度の行為を指すのかは明らかにされていません。
ただ、常識的に考えてダメだろうと多くの人が思うような行為があった場合は失格などになると考えておくといいでしょう。
このようなルールが設けられた背景としては、問題があると言われているような人物が公式大会で活躍し、その人物の過去の問題行為が公式に報告されるようなことが以前から何度かあったためです。
そして、これまでも処分がなされることはあったようですが、ポケモン公式大会ではSNSでの行為も考慮すると明言されていたわけではないので、処分されるのかどうかあいまいな部分がありました。
しかし、今回ハッキリと処分すると明言されたことで、今後は公式に問題行為が報告されたようなプレイヤーはより迅速に失格などになるはずです。
ちなみに、このように明言されたからと言ってポケモン公式がプレイヤーのSNSを監視するわけではありません。
今回の話は、あくまでも「こんな問題児を代表選手にしたらダメだろ」というような批判が公式に届いた場合の対応がコメントされたような形になっています。
このため、公式に「チクられなければセーフ」というような部分はあります。
なお、今回のコメントはアメリカのポケモン公式が出しているものですが、例えばポケモンWCSはアメリカのポケモン公式が仕切っていたりするので、日本のプレイヤーにも普通に関係します。
また、例えば、日本のポケモンゲームの公式大会のルールにも「他の参加者の迷惑となったり不快なイメージを与えたりする行為」というような禁止事項が書かれているので、以前からこのような内容を根拠にしてSNSでの行動を元にした処分が出来るようには一応なっています。
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