劇場版ポケットモンスター キミにきめた！の興収、発表される

　劇場版ポケットモンスター キミにきめた！の興収が発表されています。

　You know it ain’t no nine to five We’re going sundown to sunrise…

ポケモンキミにきめた！の興収は35億

　「劇場版ポケットモンスター キミにきめた！」は、2017年のポケモン映画です。

　今回、2017年の日本映画産業統計が、「一般社団法人 日本映画製作者連盟」から発表され、その中で、今作の興収も明らかにされています。

　これによると、「劇場版ポケットモンスター キミにきめた！」の興行収入は、35億です。

　よって、2017年に流行ったものと同じ数字なので覚えやすいですが、正確には35億と5千万といったところになります。

　「キミにきめた！」の35億という成績は、2017年の邦画興行収入ランキングで第4位です。

　1位はコナン、2位はドラえもん、3位は銀魂と、邦画の上位は、全て漫画やアニメ作品であり、ポケモンは4位にランクインしたということになります。

　ちなみに、7位には、妖怪ウォッチもランクインしていますが、こちらは2016年12月公開なので、一部の興行収入は、2016年分として集計されているかもしれません。

　なお、2017年の洋画のランキングはこのようなものになっていて、全体的に邦画よりもヒット作が多いです。

キミにきめた！の興収は歴代14位

　ポケモン映画は、この何年かは、アニメの視聴率が悪いことなどもあって、興行収入が低迷していました。

　映画の内容自体は、全然悪くないものの、毎年のように前年の興収を下回り、2016年の「ボルケニオンと機巧のマギアナ」は、興収21.5億円と、歴代最低を記録してしまっています。

　そうした中、普通のサンムーンアニメの劇場版ではなく、一発逆転を狙って、無印のリメイクという映画が上映されたわけですが、これが成功して、2017年は、興収の最低記録の更新を回避し、歴代14位になっています。

　歴代14位＝下から7番目の成績なので、ポケモン映画の中では大ヒットではないかもしれませんが、どこまで下がるか見通せない状況でもあったため、ひとまず興収が下げ止まったのは良いことです。

　あとは、サンムーンになってからアニメの視聴率も良いので、ここからまた通常に戻して、普通に、「劇場版ポケットモンスター サン＆ムーン」を観たかったという人も多いと思われます。

　ただ、その夢はかなわず、2018年は、現時点の情報では、映画2作目「ルギア爆誕」のリメイクっぽい感じの内容であり、キミにきめた！の続編や2作目と言えるような内容が上映される予定です。

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