ポケモンホームについて、1つ話題をご紹介しておきます。
話題は、特許を申請している技術があるというものです。
ポケモンホーム、特許の技術
ポケモンホームは、ニンテンドースイッチで発売中のポケモンゲームなどと共に使うポケモンの補助ソフトです。
この補助ソフトは、ある特定のソフトで捕まえたポケモンを預けたり、預けたポケモンを別のソフトに連れて行くことが出来るというようなものです。
ポケモンを預けたり、ポケモンを連れて行くという仕様は、考えるのは非常に簡単ですが、実際に実現させるためには技術的にかなり大変です。
それは、預けるソフトと連れて行くソフトの仕様が異なるという部分もあるからです。
今回、このようなポケモンホームの基本的な仕様の一部について、申請されていた特許情報が公開されていることが判明しています。
この特許情報については、海外ブログでは今後の新機能のための準備だというような「予想」をしているところもあります。
しかし、結論から言えば、今回の特許情報はそういうものではなく、現在導入されている仕様に対して特許でガードをする(パクられないようにする)ことを目的にしているだけであり、何かここから得られるゲームに関する新情報は特にありません。
ただ、技術的には興味深いものになっているかもしれません。
今後のポケモン本編でも対応しやすい仕様
ポケモンホームについては、例えば、ポケモン剣盾で捕まえたポケモンをポケモンSVに連れて来ることが出来ます。
このとき、例えば新たなあかしなど、ポケモン剣盾には存在しなかったポケモンに関する仕様が、ポケモンSVに存在することがあります。
ポケモンホームのポケモンが、過去に捕まえたポケモンのデータを「そのまま移動させている」だけだと、ポケモン剣盾からポケモンSVに連れて来た場合、ポケモンSVでの新たな仕様にポケモン剣盾のポケモンは対応しない状態になる可能性もあります。
ポケモンホームに預けられたポケモンは、そのような状態にならないように、ポケモンの名前などの何世代も続いているポケモンそのものに関するデータ領域と、ポケモン剣盾用のデータ領域、ポケモンSV用のデータ領域など、各ソフト用のデータ領域が個別に分けて保存されています。
これにより、将来登場するであろう「ポケットモンスター○○」のソフトで追加のポケモンに対する仕様が発生した場合でも、個別にそのソフト用の追加のデータ領域を足していけばいいだけなので、データの処理が簡単になります。
正確には、もっと複雑な仕様や処理が特許申請されている内容になっているのですが、今回の特許資料は、ポケモンホームのポケモンは、今後のポケモン本編ソフトでも対応しやすい仕組みで構築されていることが分かるというようなものになっています。
ちなみに、このポケモンホームに関する特許は、任天堂と株ポケにより出願されているものです。
コメント
バンクは10年だったけど 何年続けていくのかなぁ
次世代の新型Switch(仮)にも対応するのだろうか…