ポケモン映画2014「破壊の繭とディアンシー」は、去年のポケモン映画よりも面白く、一昨年のポケモン映画よりももっと面白くなっています。
あくまでも個人の感想なので、去年や一昨年よりも面白くないという人も当然いるでしょうが、ここ最近では一番面白い作品になっていると思います。
面白さの一番のポイントとしては、登場キャラクターがちゃんと「動いている」ところで、いわゆる「空気キャラ」は今年はほとんどおらず、主役のポケモンはもちろん、敵や味方、サトシなどのレギュラーを含めて、ほぼ全員、無理のない場面や設定でそれぞれの見せ場があります。
XYのアニメでは空気と言われることもあるセレナもちゃんと動いており、それも無理矢理動かせているわけではなく、アニメの設定やXYゲームの設定に沿って自然な感じで活躍していて、見どころは十分あります。
ロケット団も、以前のように毎週アニメに出ていた時でも、映画ではあまり活躍シーンがなかったりすることもありましたが、今回はかなり出番があり、無理矢理ねじ込んだ感もない登場の仕方です。
面白さのポイントとしては、全体的なストーリーも大きく、毎回そのように考えて作られているのだとは思いますが、「破壊の繭とディアンシー」では、山と谷のメリハリがあり、ラストに向けて最大の盛り上がりを持って来るということが上手く「機能」していて話の流れが良く、自然です。
また、約1時間という短い時間でありながらも、ちょっとしたいくつかの「展開」と「発展」も用意されており、ストレートながらもひねりのある考えられた話になっていると思います。
あとは、ディアンシーのキャラ付けもかなり上手く成功していて、共感も出来る愛されるキャラクターになっていると思います。
ちなみに、今回は、ディアンシーがメインですが、ゼルネアス、イベルタルも大きく登場し、また、チラッと映る程度ですが、XYの新ポケモンや旧ポケモンもかなり多数登場しており、何のポケモンがどこに登場しているのか見つける楽しさもこれまで以上にあるかもしれません。
なお、短編の「ピカチュウ、これなんのカギ?」の完成度も高いです。
短編は、クレッフィイイイイイイイイイイイイが登場する話で、展開もちょっとゲーム的で先が気になる感じで、また、ビクティニやマナフィなどと比べて、ダークライだけ「ういてる」理由も映画を見れば分かるかもしれません。
ということで、1つを除いてネタバレなしで書いたので、抽象的で分かりにくいと思いますが、ポケモン映画2014は、長編の「破壊の繭とディアンシー」も、短編の「ピカチュウ、これなんのカギ?」も完成度は高く、面白いので、迷っている人がいれば見に行く方向で検討してみるといいと思います。
ポケモン映画公式サイトはこちら。
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コメント
クレッフィイイイイイイイイイイイイ
管理人さんもう行ってきたのか笑
こりゃ期待高まるわ!!
個人的にはあの場面はこうした方がもっと良かったかなってところがあったけど、全体的には確かにここ最近で一番良かった!
あとディアンシーの喋り方可愛かったー!
なんか評判高いんだよな。
今度行ってみようかな………
ありがとう!
もともと今週いく予定だったけどますます楽しみになってきた
ゼルネアスってスゴイ
改めてそう思った
管理人テンション高いな
BGMが微妙ワクワクしない
話的にはまあいいんじゃない
ゼルネアスがあっさり力くれるの違和感あったけど