ニンテンドースイッチ「ポケモン ダイパリメイク」の情報をご紹介しておきます。
情報は、アップデートとバージョン履歴についてです。
ダイパリメイク、アップデート
「ポケモン ダイパリメイク」は、ニンテンドースイッチで「ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド シャイニングパール」というタイトルで発売されています。
今作は、未完成状態で製造、出荷、発売が行われたので、これまでのポケモン本編作品の中で、最もアップデート回数が多い作品になっています。
また、アップデート後のバージョンによって、表の情報としては出て来ない「出来ること」が異なります。
今回、「ポケモン ダイパリメイク」のアップデートの内容と、主な「出来ること」の違いを、プレイヤー視点でまとめておきます。
バージョンの確認方法
まず、ニンテンドースイッチ「ポケモン ダイパリメイク」のバージョンの確認方法をご紹介しておきます。
バージョンの確認は、まず初めに、ニンテンドースイッチのホームメニューで、「ポケモン ダイパリメイク」のソフトのアイコンにカーソルを合わせます。
そして、カーソルを合わせた状態で「+」ボタンを押すと画面が変わります。
その画面の左上の部分に「Ver. 1.0.0」などと表示されているのが、そのソフトの現在のバージョンです。
ちなみに、このバージョンの確認方法は、ニンテンドースイッチの他のソフトでも同じです。
バージョン履歴
ニンテンドースイッチ「ポケモン ダイパリメイク」のアップデートとバージョン履歴は、以下のようになります。
Ver.1.0.0
「ポケモン ダイパリメイク」のVer.1.0.0は、「ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド シャイニングパール」の発売日や、発売日以降、しばらくの間販売されていたパッケージ版が該当します。
「THE 未完成」バージョンであり、一部のムービーが存在していなかったり、一部のグラフィックや音楽が欠損していたりする、ベータ版のような状態を体験できるバージョンです。
ある意味レアバージョンですが、発売日から何百万本も出荷されているので、希少性はあまり高くありません。
Ver.1.0.0は、パッケージ版のみ存在し、ダウンロード版は存在しません。
そして、パッケージ版の場合は、後述のように、ニンテンドースイッチ本体を初期化することで、このバージョンに戻せるということもあり、一部で重宝されています。
それは、後述の「Ver.1.1.2」版のメニューバグのやり方が有効だからです。
出来ること
Ver1.1.2版のメニューバグ+メニューバグの派生バグ+一部の座標をズラすバグ
詳細は、下記の内容を順番に読んだ後、後述のVer.1.1.2の項目を参考にしておいて下さい。
Ver.1.1.0
「ポケモン ダイパリメイク」のVer.1.1.0は、未完成で製造、出荷したソフトを、発売日前に完成に近づけるために配信されたバージョンです。
発売日の1週間ほど前に配信されており、海外のフラゲネタバレ民ぐらいしかプレイできなかった幻のバージョンです。
このバージョンで、ROM製造時点で間に合わなかったムービーの追加などが行われていますが、「GMStation」での通信交換など、それでもまだ間に合わなかった要素がいくつか残る状態になっています。
パッケージ版、ダウンロード版共に、このバージョンを入手する方法は基本的にありません。
ただ、もしかしたら、パッケージ版を1週間ぐらい前にフラゲして、このバージョンで止めている人が、全世界で1人ぐらいいるかもしれません。
ちなみに、存在は最もレアですが、多くのプレイヤーにとっては、このバージョンに特に価値はありません。
Ver.1.1.1
「ポケモン ダイパリメイク」のVer.1.1.1は、発売日前日に配信されたバージョンです。
また、ダウンロード版として入手できた初期バージョンにもなっています。(現在は、その時点(購入時点)の最新バージョンがダウンロード版の初期バージョン)
Ver.1.1.1は、「Ver.1.1.0」を最適化したものだと案内されています。
このため、追加要素はなく、「Ver.1.1.0」のバグの修正などが行われたバージョンだとみられています。
しかし、このバグ修正バージョンが、なぜか大きなバグを生み出す結果になっています。
それは、ポケモン史に残る伝説のバグ「メニューバグ」が爆誕しているからです。
メニューバグは、「Ver.1.0.0」や「Ver.1.1.0」でも発生するものの、簡単な方法では使用できないことが確認されています。
つまり、一般的に言われている「メニューバグ」は、このVer.1.1.1アップデートで新たに追加されたバグのことを言います。
そして、伝説のメニューバグなどが使えるため、ゲームクリアの速さを競うリアルタイムアタック(RTA)を行うような人なども含めた、バグ使用者に最も重宝されているバージョンになっています。
よって、「ポケモン ダイパリメイク」で、一部の人にとって最も価値のあるバージョンは、このVer.1.1.1です。
その価値は、オークションサイトやフリマサイトで、このバージョンが取引される状態になっていることからも分かります。
出来ること
メニューバグ(ポケモンやアイテムの増殖)
メニューバグの派生バグ :
技バグ。好きな技を好きなポケモンに覚えさせる
融合バグ。色違いポケモンが作れる
王冠バグ。すごいとっくんがLv100以外でも可能に
選択肢バグ。限定の化石の復元と入手など
サファリボール持ち出しバグ
禁伝がバトルタワーで使えるバグ
なみのりバグ(座標をズラすバグ):
シェイミ入手可能
ダークライのしんげつじまに近づけるバグ
Ver.1.1.2
「ポケモン ダイパリメイク」のVer.1.1.2は、「メニューバグ」などの重大なバグを修正したバージョンです。
追加要素はなく、「普通のソフト」に戻すためのアップデートです。
しかし、応急措置しか行わなかったので、Ver.1.1.2でもメニューバグは修正しきれておらず、Ver.1.1.2版のメニューバグのやり方が発見される状態になっています。
このため、Ver.1.0.0と同様に、バグ使用者に2番目に重宝されているバージョンです。
ただ、完全に出来なくなったバグがいくつかあったり、Ver.1.1.2版メニューバグは、やり方が面倒だったり、「Ver.1.1.1を保存」している人が何人もいるため、売買されるほどの価値はありません。
出来ること
復活したメニューバグ。Ver1.1.2版のやり方 + 前述の「メニューバグの派生バグ」
なみのりバグ(座標をズラすバグ)修正は不完全
Ver.1.1.3
「ポケモン ダイパリメイク」のVer.1.1.3は、Ver.1.1.2版のメニューバグを修正したバージョンです。
他にも、メニューバグを使わない増殖系のバグなどが修正されています。
しかし、このVer.1.1.3でも、メニューバグが発生する根本的な原因を修正していないので、「かいりきメニューバグ」と呼ばれる、Ver1.1.3版のメニューバグが発見されています。
ただ、Ver1.1.3では、メニューバグ発生時の挙動が変更されていることが確認されています。
具体的には、メニューバグ状態での移動が出来ないというものです。
これにより、Ver1.1.3版のメニューバグでは、「出来ること」が大きく減る状態になり、ポケモンやアイテムの増殖、融合バグが行えるぐらいとなっています。
ちなみに、先にバグ修正を優先させたからか、Ver.1.1.3時点では、「GMStation」での通信交換など、発売日に間に合わなかった要素の追加はまだ行われていません。
出来ること
かいりきメニューバグ。Ver1.1.3版のメニューバグのやり方
メニューバグの派生バグ :
融合バグ。色違いポケモンが作れる
修正された内容
メニューバグ状態での移動
なみのりバグ(座標をズラすバグ)
ずらしバグなど
アップデートを戻す方法
「ポケモン ダイパリメイク」は、このようにバージョンによって「出来ること」が異なるので、アップデートをなかったことにしたり、戻したりしたいと考える人がいると思われます。
しかし、アップデートを戻す方法は基本的に存在しません。
関連:
ポケモン ダイパリメイク、アップデートを戻す方法はないのでVer.1.1.1を…
ただ、全てのデータが消えるのでお勧めしませんが、ニンテンドースイッチ本体を初期化すれば、パッケージ版の場合は初期バージョンに戻せます。
しかし、それだと希望するバグが発生するバージョンにはならないはずなので、あまり意味はないと思われます。
このため、バグが使えるニンテンドースイッチ本体が取引されるような状態にもなっています。
関連:
ポケモン ダイパリメイク、プレミア価格で売られるバグ可能なスイッチ本体
ポケモン ダイパリメイク Amazon 楽天 ローソンHMV
コメント
1.0.0でも1.1.2と同様のメニューバグは可能。増殖も可能。
コメントありがとうございます。
修正しました!