ポケモンカードゲームの情報を1つご紹介しておきます。
今回は、ポケモンイラストレーターの「ババ抜き」が凄いというものです。
ポケカ、ポケモンイラストレーター
ポケモンカードゲームは、他のトレカと同じく、レアなカードの売買が活発に行われています。
最新のシリーズでも1枚1万円を超えるようなものは普通に存在し、ポケカをプレイするというよりも、「当たり」を狙って宝くじ的に購入されるパターンもわりと多くなっています。
そして、そのような、新作で宝を探す人の他に、過去のポケカ作品から価値のありそうなものを見つけて売買を行う人もいます。
今回、その中の代表的なカードの1つ「ポケモンイラストレーター」の話題をご紹介しておきます。
まず、「ポケモンイラストレーター」は、1997年にコロコロコミックで行われたイラストコンテストの入賞者に配られたカードです。
このため、世の中に出回っている数が圧倒的に少なく、諸説あってハッキリしないのですが、現在の有力な説では、20枚ぐらいしか存在しないと言われています。
また、その中で「流通」しているものはもっと少ないと考えられています。
「ババ抜き」が凄い
ポケモンカードゲームの「ポケモンイラストレーター」は、このように、そもそも現存している枚数が少ないので価値があると言え、取引額が高いのは当然と言えます。
しかし、最近は、その取引価格が激しくインフレしています。
2013年には「ポケモンイラストレーター」は、オークションで100万円で落札されていました。
この当時も100万円は凄く高いと話題になっていたのですが、最近、これが3500万円で落札されるまでになっています。
しかも、その少し前には2500万円で販売されており、その前は2100万円、もっと前は約1000万円で販売されています。
さらに、現在は3800万円で販売中となっています。
つまり、その間にもっと何度も売買履歴はあったと思われ、また、全て同一のポケモンカードなのかどうかは明らかではありませんが、確認できているだけでも100万円が3500万円になるまで、「ポケモンイラストレーター」の売買が繰り返されており、最近は数百万単位で販売額が上げられている状態です。
こうなると、もはやこれは「ババ抜き」であり、「ポケモンイラストレーター」そのもののが持つ価値は、かなり前に超えていると言える感じです。
しかし、100万円だった時代でも高すぎると言われ、現在、3500万円まで来ていることから、今後も「ババ抜き」が繰り返され、何年かしたらこれが数億円になっている可能性もなくはないとも言えるかもしれません。
ちなみに、他の「ババ抜き」に使われているポケモンカードも、4000万円弱が現在の史上最高値であり、4000万円を超えるホンモノの取引事例は現時点(2020年11月下旬)では日本も含めて海外でも確認されていません。
なお、ポケカの「ポケモンイラストレーター」は、「ハンドメイド」という名のグレーな自作カードが海外で数多く売られていることもあって、他のカードも同じではありますが、本物かどうかの確認が特に重要なカードです。
コメント
カードゲームあるある
言うてただの紙だし、どうやって偽物と区別するんだろう
どこから流通してきたか証明書でも用意してあるのか?
高額になりそうなものは、カードゲームなどの鑑定を専門にやっている機関(企業)があるので、そこに送って、本物認定してもらうのが一般的なようです。
そして、出品時に、その鑑定番号などを知らせる形です。
ただ、その鑑定機関がちゃんと鑑定できているのかという疑問は残るかもしれませんね。
ババ抜きっていうか宝くじっていうかもはやチューリップや土地売買じゃろこれ
取引してるのは一部のコアなコレクターだけだろうからまあ大した問題にはならないだろうけどバブルじみてるなあ