ポケモンカードゲーム、ガリガリ君で詐欺未遂。既に偽物が出回っている可能性も

　ポケモンカードゲームについて、1つ話題が出ています。

　今回は、ガリガリ君で詐欺未遂の刑事事件が発生しているというものです。

ポケカ、ガリガリ君で詐欺未遂

　ポケモンカードゲームは、2020年5月に、ガリガリ君とコラボしていました。

　コラボ内容は、ガリガリ君の「劇場版ポケットモンスター ココ」デザインのボックス商品を買うと、オリジナルデザインのポケカが当たるというものです。

　このポケカは、なかなか当たらないということもあり、メルカリなどのオークションサイトで3万円越えぐらいで取引されています。

　そして、当たれば3万円以上もゲット出来るということで、これを何とか簡単に入手出来ないかと考えた人がいて、今回、それが刑事事件になっています。

　それは、ガリガリ君の当たり棒を偽造して、大量に入手しようとした人がいたというものです。

　ガリガリ君の製造元「赤城乳業」は、秋田県の43歳の会社員から合計25本の当たり棒が送られて来たことから、警察に相談したとのことです。

　その結果、男は、詐欺未遂の容疑で逮捕されています。

既に偽物が出回っている可能性

　ポケカのガリガリ君の今回の詐欺未遂事件は、警察に相談した結果、逮捕に至っています。

　ただ、当たっていない「棒」が送られて来たのならば、そもそも当選無効とすればいいだけなのに、なぜ赤城乳業が警察に相談したのかが少し明らかになっています。

　これによると、この男が送付した「当たり棒」は、かなり精巧に作られており、偽物かどうか見分けが付きにくいレベルだったようです。

　このため、赤城乳業側で真偽が断定できないこともあり、警察に相談し、偽物だと確定された形になっています。

　また、そのほとんどは本物だと思われますが、このような偽物の当たり棒は、オークションサイトなどに既に出回っている可能性もあることが明らかにされています。

　よって、もしオークションサイトなどでガリガリ君のポケカを購入する場合は、「当たり棒」ではなく、ポケモンカードゲームの「実物」を購入する方がいいでしょう。

　もし偽物の当たり棒をオークションサイトなどで購入してしまったのならば、逮捕されるかどうかは別にしても、今後、警察による捜査が進む中で、購入者も色々と調べられてしまう可能性があります。