株式会社ポケモンの2021年2月期の決算内容が明らかになっています。
また、株式会社ポケモンセンターの2021年2月期の決算も同時に判明しています。
株式会社ポケモン、過去最高益
株式会社ポケモンは、「ポケモン」関連の商品を販売したり、その権利を管理したりしている会社です。
今回、同社の2021年2月期の決算内容が明らかになっています。
これによると、株式会社ポケモンの2021年2月期の決算は、純利益が186億3000万円です。
この決算内容は、ポケモンGOの配信バブル時を超えるものであり、過去最高益を更新しています。
よって、非常に好調な内容になっています。
好調な理由は、何と言っても「ポケモンGO」です。
ポケモンGOは、前述のように、配信バブルが非常に大きかったので、その後、アクティブユーザー数の減少と共に、課金収入がやや減りました。
しかし、現在は、「ポケモンGO、一部の課金者が支える現状。アクティブユーザー数は15%まで減少」の記事でご紹介したように、「普通のスマホゲーム」のように、一部のコアユーザーが高額課金する状態になりつつあり、高い課金収入を維持しています。
このため、純利益186億3000万円のほとんどが、ポケモンGOによるものとみられています。
もちろん、ポケモンカードゲームが好調だったり、ソードシールドなどのポケモンのゲームが引き続き好調な部分なども、株ポケの過去最高益の更新に影響しています。
しかし、上のSocial Game Infoがまとめているグラフを見れば、決算年度なので、実際の配信日とは1年ズレていますが、ポケモンGOのなかった2016年までと、ポケモンGO収入が発生し始めた2017年以降では、文字通り桁違いの利益の差が発生していることが分かると思います。
なお、2020年には、「ポケモンGOの累計収益が40億ドル(約4400億円)を突破」しています。
休業ありのポケセンも好調
株式会社ポケモンは、「ポケモンセンター」も経営しています。
ただ、この経営は、「株式会社ポケモンセンター」という子会社が行っている形になっています。
今回、この株式会社ポケモンセンターの2021年2月期の決算も明らかになっています。
これによると、株式会社ポケモンセンターの2021年2月期の決算は、1億6400万円です。
この決算内容は、前期と比べて5.7%減となる数字です。
しかし、前期は、その前の期と比べて55.3%増という、非常に好調な成績を収めていたばかりです。
また、ポケモンセンターは、現在の社会情勢の元、休業や時短、観光客の激減などの影響を受けています。
そのような状況の中で、55.3%増の後、5.7%しか純利益が減っていないのは、引き続き決算は好調だと言ってもいい内容です。
なお、現在の社会情勢の中でもポケセンが好調だったのは、アクセス殺到でときどきサーバーエラーが発生していたりもしますが、おそらく店舗の代わりにオンラインでの販売がかなり増えているからだと思われます。
コメント
ちょうどアニポケXYシリーズやってた時期の売り上げが酷い。アニポケSM以降はポケモンGOの影響もあるけど、売り上げ凄いな。
無印1997~2002
AG2002~2006
DP2006~2010
BW2010~2013
XY2013~2016
SM2016~2019
新無印2019~
GOに頼りきりにはなって欲しくないけどこの調子で頑張って欲しい
ディジタル+アナログ持ちのIP企業はやはり強いな