ポケモンに関する話題をご紹介しておきます。
話題は、ゲームフリークのポケモン情報リークのハッカーが身を隠しているというものです。
ゲームフリークのリーク、ハッカーが身を隠す
ゲームフリークは、少し前に「ゲームフリーク、ハッキングされる。ポケモン過去データと未公開の新作の情報など漏洩」の記事でご紹介したように、ハッキング被害にあっています。
これにより、ゲームフリーク開発の他のゲームの情報も同じですが、ポケモンの開発情報などがリークされる状態になっています。
このポケモン情報リークは、「犯人」であるハッカーの目的は金銭などではなく、ただ単にポケモンの詳しい情報を何としても得たいという歪んだ思考に基づくものです。
このため、ニコニコのカドカワのように何億円もの金銭を支払って許してもらう、もらわないなどの状況は発生しておらず、その情報をネットで「他の人にも教えてやる」ような状況が続いていました。
ただ、おそらくゲームフリークがネットワーク上に保存していた「全ての情報」が盗られているのだと思われますが、今回のハッカーはそれを全て公開しているのではなく、入手した情報を「小出し」にしたり「選択」してネットに流すようなことを行っています。
今回、この活動を一旦終えるということが伝えられています。
活動を一旦終える理由は不明ですが、転載されているものではなく、最初に投稿されたものに近い投稿内容が削除されるなど、株ポケが今回の犯人に迫りつつあるからではないかと言われています。
このため、今更遅いような気もしますが、ハッカーは自身の特定を避けるために、より身を隠すようになったとみられています。
よって、まだ続いていたのかと思った人もいるかもしれませんが、1か月ぐらい続いていたものの、現在はゲームフリークのハッキングに関連した新たなポケモン情報リークは行われていないということになっています。
リーカーへの煽り付き
ゲームフリークのハッキングに関連したポケモン情報リークは、ハッカーが身を隠したもののこれで「終了」ではないとのことです。
今後は、身元がより分からないような、別の形で情報を出すことも考えているようです。
また、ポケモン情報リークは、今回のハッキングと比べれば極々小さなものですが、ポケモンゲームの海外テスターとみられている人からのリークも、今回の事件の前から続いています。
このテスターは、「ポケモンレジェンズZA」の情報も既に知っているというようなことを匂わせています。
しかし、開発途中のゲーム丸ごとという、「ポケモンレジェンズZA」の全情報をガチで入手済みの今回のハッカーは、このリーカーの匂わせている「ポケモンレジェンズZA」の情報は嘘が多いと煽っています。
よって、海外の某テスターについては、デバッグなどから得た情報はガチであるものの、例えば、本当はもう既に「ポケモンレジェンズZA」の情報は出る予定だったなど、そうではない内容についてはテスターの立場で知れるものではないので、これまでも嘘の情報があったというような感じになっています。
ただ、テスターの立場で知れる情報は引き続きそれなりに信憑性はあるのでしょう。
ゲームフリークのポケモン情報リークのハッカーは、他にも自分たちが出した情報を勝手に転載しまくっている人物への煽りも行っています。
このハッカーとその周辺の人たちは、前述のように情報を選択して小出しにすることに加えて、例えば開発途中のポケモンの画像だとしてファンアートを出して来たりもしています。
そして、そういった「釣り情報」にいくつも引っ掛かっているということもコメントしているので、ネットで見たかもしれない転載リーク情報は、実際にはリーク情報ではない場合もあるということは知っておきましょう。
これは、画像だけではなく、一部で広まっていたものの「ポケモンゲーム、開発中止の作品も一部リークされる。イルカのアレも真偽不明に…」でご紹介したように文字情報もあるということです。
また、ゲームフリークのネットワークのハッキングなので、流出した情報は基本的に日本語で書かれた文書になっていますが、これが誤訳や違うニュアンスになって英語で広まっているものもあります。
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